どうもどうも、えいたそです。
今回はトラベラーズノートを買ったので、その魅力と購入レビュー、活用法をご紹介します!
持っているだけで旅に出たくなる、旅のお供に最高のツールとなること間違いなしです!
目次
トラベラーズノート購入のきっかけは「旅の日記」をつけること
以前インドにバックパッカーとして一人旅をしたとき、大学ノートを「冒険の書」と称して旅行中の日々を綴っていました。
その日の日記だけでなく、インド人語録なんてものを書きためたり、旅行中のお金の管理をしたり、とにかく旅のあらゆる記録をつけていたんですね。
旅行中は本当にいろんなことが起きるので、細かい出来事まで覚えてられません・・・。楽しく非現実的な日常も、残念ながら、旅行後に忘れてしまうことが大半なんですよね。
しかし、旅の日記をつけておいて旅行後に見返すと、その時の出来事や気持ちが鮮明に蘇ってくるので、旅の日記をつけることは旅人の誰にもオススメしたいことです。
今やスマホが便利なものの、海外や登山中は充電ができないこともあるので電池は貴重ですし、手書きならではの自由度や味わいもあるので、旅行記は手書きがベストだと感じてます。
とはいえ、大学ノートを持ち歩くのはかさばるので、旅行や登山をしていてもめっきり記録をつけなくなっていたのですが、携帯性・デザインともに最高の相棒「トラベラーズノート」に出会ったので、北アルプス登山の直前に購入!
実際に使ってみましたが、旅の記憶を残すことができるだけでなく、「旅の記録をつける」という新たな楽しみが生まれたのでマジでオススメ!
僕が感じたトラベラーズノートの魅力を紹介しちゃいます!
トラベラーズノートとは?
さて、そもそもトラベラーズノートとは何ぞや?というところですが、「トラベラーズノート(TRAVELER’S notebook)」は、株式会社デザインフィルが展開する「トラベラーズカンパニー(TRAVELER’S COMPANY JAPAN)」というブランドの一商品です。
厚手の一枚の牛革に、ゴム紐でノート(リフィル)を挟み込むだけのシンプルな作りになっています。この無骨でシンプルなデザインが逆に多くのファンを魅了しているのでしょう!
最もポピュラーなのが本体カバーと無地レフィルがセットになった「スターターキット」です。本体カバー単体での販売はないので、このスターターキットに加え、お好みのレフィルを買うことになります。
純正のリフィルにはいくつか種類があり、ノートだけでなく小物を入れられるジッパー付きのクリアファイルなど、自由にカスタマイズできるのが特徴です。(作り自体がシンプルなので、他社製や自作などを挟み込むこともできそうです)
革製品なので傷つきやすいものの、使い込むことでやわらかく馴染み、色合いやツヤなど革ならではの経年変化が楽しめます。丈夫な革でできた長く使えるカバーなので、愛用者多数の知る人ぞ知る人気商品になっています。
トラベラーズカンパニーのコンセプトに、「旅するように毎日を過ごす」「より自分らしく自由な旅を提案する」というものがあるんですが、「旅するように毎日を過ごす」「自分らしく自由な旅」だなんて、めっちゃテンションが上がりませんか?
僕のようなにわかバックパッカーも心惹かれるブランドコンセプトです。
トラベラーズノートは、これまでは「ミドリ」というブランドから販売されていましたが、ミドリがトラベラーズカンパニーにリブランドされたようですね。
トラベラーズノートのサイズや質感
では、ここからは実際にトラベラーズノートについて、一番気になる、大きさや質感などについて紹介していきますよー!
まず、トラベラーズノートにはレギュラーサイズとパスポートサイズの2種類のサイズがあります。
本体は牛革製で、2mmほどの厚みがあるので思った以上に分厚くしっかりしています。購入当初はかたい革も、だんだんとやわらかくなり、色やツヤも出てくるんだとか。これはガシガシ使って早く味わい深いツールにしたいところです!
<革について>
トラベラーズノートの革は、オイルを含ませることによって適度な柔らかさを出し、革の風合いをいかすため、表面には過剰な加工をしていません。そのため、素材の状態では、場所によって細かい傷、しわ、色ムラなどがあります。チェンマイの工房では、これらの革の個性を見極め、表情や傷を確認しながら丁寧にカットし、ひとつひとつ手作りで最終仕上げをしていきます
ぜひ、永く使って頂き、その経年変化を楽しんでください。使い込むほどに深くなる革の艶や傷とともにあなたの歴史がそこに刻まれていくでしょう。
トラベラーズノート商品ページより
サイトに記載されている通り、パッケージを開けた新品の状態ながら、うすい傷が付いていました。普通の商品なら気になるんでしょうが、はよう傷だらけの粋なノートにしたいのでさほど気になりませんでした。(笑)
表地はしっとりと手になじみ、裏地は特に処理されていることもなくガサっと毛羽立っています。このガサガサは使い込むと取れていきそうなので、これも放っておけばいい感じになることでしょう!
では、サイズ別に大きさや重さ、使い勝手について紹介していきます。実際に買ったパスポートサイズはレビューも兼ねて詳しく紹介します!
▼レギュラーサイズ・パスポート比較表
トラベラーズノート | レギュラーサイズ | パスポートサイズ |
---|---|---|
カバー本体 | 高さ:220mm 横幅:120mm 奥行:10mm 重さ:116g |
高さ:134mm 横幅:98mm 奥行:10mm 重さ:51g |
レフィル | 高さ:210mm 横幅:110mm 厚み:4mm |
高さ:24mm 横幅:89mm 厚み:4mm |
革の厚み | 2mm | 2mm |
カラーバリエーション | 黒、茶、キャメル、ブルー | 黒、茶、キャメル、ブルー |
価格(スターターキット) | 4,320円(税込) | 3,456円(税込) |
レギュラーサイズ
レギュラーサイズですが、実物を見てみると意外とデカい!!
パスポートサイズと比べて約2倍の大きさがありますが、表記上の数字、事前に見ていたサイトの写真での印象よりもずっと大きいなと感じました。
本体のみのサイズは100グラムほどと軽いものの、「レフィルやペンを挟み込むと500グラムほどになった」という人もいるので、結構かさばるようですね。
しかし、A4サイズの紙が三つ折りにするとちょうどレギュラーサイズに挟める大きさになることや、縦長で大きいことから、パスポートサイズよりも書きやすく、たくさんのことを書くことができるのがレギュラーサイズの強みです。
大きさのメリットが生かせる普段使いや、スーツケースでの旅行に向いてそうですね!
パスポートサイズ
お店でレギュラーサイズと比較し、僕の用途的にコンパクト性がほしかったというところで、今回はパスポートサイズを購入しました!
大きさは手のひらサイズに収まり、本体のみの重さは50グラム、レフィルやペンを挟み込んでも150グラムほど。
ノートレフィル2冊、ジッパー・クラフトファイルのレフィルを挟み込んで2.5センチなので、重さ・厚みともに文庫本をイメージしておくとよいでしょう。
パスポートサイズということで、ちゃんとパスポートも収まります。
ウエストポーチやショルダーバッグなどでも携帯しやすい大きさなので、登山やバックパッカー旅行にはぴったりのサイズです。
一方で、レギュラーサイズのように大きく広がらないので、押さえておかないと書きづらいのが難点ですかね。
僕の場合はペンも極細の軽いものを買ったので、余計書きにくくなりました。(笑)
携帯性にこだわらないのであればレギュラーサイズ、軽さやコンパクト性を求めるならばパスポートサイズがオススメ
トラベラーズノートのレフィルとオプション
トラベラーズノートを活用するためのレフィルを紹介します。
メモ用リフィル
最も使うことになりそうなのが、メモのためのレフィルでしょう。
メモ用のレフィルには、横線が入ったものと、方眼用とがあります。
「横罫リフィル」は一般的な大学ノートのような横線が入ったノートです。幅が6.5mmなので若干広いものの、線があるので文章は書きやすいです。
「セクションリフィル」は「おじいちゃんの方眼ノート」でも話題になった、細かいマス目のあるノートです。横・縦にマスがあるので、メモだけでなく図や表も作りやすいのが特徴です。マスも5mmサイズなのでちょうどよさそうです。
無地のリフィル
無地のリフィルには、書き心地がよく丈夫なMD紙(ミシン目なし)、MD用紙よりも軽くて薄いミシン目ありの軽量紙、水彩画にも耐えれる画用紙、ワイルドな風合いのクラフト紙の4つのバリエーションがあります。
スターターキットにはMD紙の無地のノートが1冊ついてきます。
ジッパーリフィル
小物やカードを入れるのに便利なジッパー付きのクリアファイルです。観光地のチケットやステッカーなど様々なものを入れられます。お店のショップカード、予備のお金・お札を入れるにもピッタリです。
ただ、あまり大量にものを入れてしまうと、メモが書きづらくなるので注意です。
スケジュールリフィル
スケジュール用のリフィルには、月や日にちを自由に書き入れて使うことができる「フリー」タイプのものが、月間・週間の2タイプあります。
フリーだけでなく、その年のカレンダーが記載された「月間レフィル」もあるので、トラベラーズノートを手帳・スケジュール管理として使いたい方は重宝するレフィルになるでしょう。
通常は「スターターキット」が販売されている店舗が多いですが、公式サイトでは「ダイアリーセット」として無地のレフィルの代わりに月間のスケジュールレフィルがセットになったものも販売されています。
週間フリーのレフィルは、レギュラーサイズだと見開き左が7日に区切られ、右側が方眼メモになっており、パスポートサイズだと両ページで7日分(実際は8日分のスペースがある)に区切られたものなので、カンタンな一言日記をつけるレフィルとしても活用できます。
僕の場合はスケジュール管理はスマホでGoogleカレンダーを使っているので今回は買いませんでした。既にシステム手帳を持っている方や、僕のようにアプリを使っている人は、スケジュール管理用途での併用は煩雑になるので、スケジュール用のレフィルの購入はじっくり検討した方が良いでしょう。
クラフトファイル・ポケットシール
トラベラーズノートの汎用性を高めるツールが、クラフトファイルとポケットシールです。
クラフトファイルは厚手のクラフト紙にポケットがあるレフィルで、トラベラーズノートに挟み込むことで航空券やちょっとしたものを挟むポケットが作れます。
一方で、ポケットシールは透明なポケットをトラベラーズノート自体に張り付けてものを挟めるポケットを作るツールです。
どちらも用途としては「ものをはさむ」というものですが、ポケットシールは強い粘着力のあるシールなので、一度貼り付けたらはがすことができないと思っておいた方がよいでしょう。(剥がしても粘着剤を取り除くことがほぼ不可能)
僕は何かしら挟むこともあるだろうということで、今回はクラフトファイルを買いました。
リフィル連結バンド
トラベラーズノートには、リフィルを挟み込むゴムバンドが1本ついています。
ジッパーリフィル、クラフトファイル、メモ用リフィル1冊、といった感じで「真ん中で重ねて挟み込む」ものであれば1本のバンドで対応できます。
しかし、メモ用のリフィルは真ん中で重ねずに、1冊ごとに挟むものになるので、メモ・画用紙といったリフィルを複数挟む場合には必須のツールです。
ペンホルダークリップ・シール
トラベラーズノートは革のカバーにゴムバンドが通ったシンプルなつくりなので、ペンはノートに物理的に挟み込むか、バンドで挟むかのどちらかになります。
挟むだけだとカバンの中ですっぽ抜けてしまったりするので、気になる人はホルダーを買っておくとよいでしょう。
ホルダーには、クリップタイプとシールで貼り付けるタイプの2つがあります。
クリップタイプはカバーと同じ色が揃えてあり、金属製&本革製なのでかっこいいですが900円(税抜)と少々お高め。
シールタイプは300円(税抜)と安いものの、カラーが黒と茶色の2色とカラバリが少ないです。また、剥がすと粘着剤がカバーについてしまうので、使用する際はカバー本体ではなく、クラフトファイルなど、最悪交換してもよいレフィルに貼って使うのがよさそうです。
その他リフィル・ツール
トラベラーズノートのレギュラーサイズには、パスポートサイズにはないレフィルが用意されています。
例えば、1日1ページの日記を2か月分つけられる「日記用のレフィル」、12枚のカードを収納できる「名刺レフィル」などですね。
あとは、レギュラー・パスポートどちらのサイズにもトラベラーズノートに挟み込める「付箋レフィル」、修理や色を替えたいときに使える「リペアキット」、その場でスクラップを手軽に作れる「両面シール」などがあります。
レフィルは手ごろな価格で買えてしまう分、買ったものの全然活用できてない、ということになりやすいものです。また、何でもかんでも挟んでしまうとトラベラーズノート自体が分厚くかさばってしまいます。
とりあえず自分の用途上必要不可欠なものを買い、必要に応じて買い増すのが良いでしょう。
トラベラーズノートの使い方と活用方法
ここからは具体的な使い方や活用法について紹介しましょう!
トラベラーズノート開封の義&レフィルの挟み方
トラベラーズノートは先にも述べた通り、非常にシンプルな作りなので、使い方も非常に簡単です!
今回、僕はスターターキット、横罫レフィル、ジッパーケース、クラフトファイル、連結バンドを購入しました!これ全部で5,227円(税込)!なかなかいいお値段です!
まずはご開封!いや、パッケージデザインも超絶おしゃれでかっこいいですね!
表地と裏地です。カバーは革なので、何も閉じていないとバンドの張力で曲がります。
レフィルの挟み込みは、ジッパーケースやクラフトファイルのような1枚ペラのものから挟んで行きましょう。開いて真ん中を重ねていきます。
順番は好みです。僕の場合は一番外側にジッパーケースが来るようにジッパーケース→クラフトファイルと挟んで行きました。
そして、メインのノートを挟む場合、複数のノートを挟む場合は「連結バンド」を使います。まずは、ノートそれぞれの真ん中のページを開き、「連結バンド」で連結します。
連結したら、片方のノートの真ん中のページ(連結バンドで挟んであるページ)を本体カバーのゴムバンドで挟みます。
これで完成です!
今回、ノート2冊、ジッパーケース、クラフトファイルを挟んだところ、2.5cmという厚みになりました。
活用法は自分好みでどうにでもなる!
トラベラーズノートはカスタマイズ性が高いので、作りや用意されているレフィルを踏まえて自分に合っているかを考えるとよいでしょう。
用意されているレフィルからは、下記の使い方ができそうです。
ノートがいっぱいになっても新しいリフィルに差し替えられるので、とっておけば旅の思い出が積み重なっていくことでしょう!
- スケジュール表(月間・週間)
- 日記帳
- メモ帳
- スクラップブック
- お絵描き帳
僕の場合は、とにかく「旅先での出来事を自由に書き込めるコンパクトなノート」が欲しかったので、まさにドンピシャでした。
実際にアルプス登山では、寝る前にテントの中でランタンの明かりを頼りに日記を書きました。
やっぱ記憶が新しいときに書くことで、何があってどんな感情だったのかを具体的に書き込むことができるので、買ってよかったなぁと実感!
そして、山荘にはオリジナルのスタンプが置いてあるんですが、今までは無視していたもののトラベラーズノートがあることで、記念にスタンプを押すという楽しみが増えました!
Instagramでは、ユーザーそれぞれ工夫しながら使っている様子がうかがえるので、参考にしてみるとよいかもしれません。
トラベラーズノートはどこで買える?
そろそろトラベラーズノートが欲しくなってきたでしょうから、どこで買えるのかについて紹介しましょう!
店舗だと、規模の大きい文房具店や書店、東急ハンズやロフトなどの雑貨店に置いているようですね。
僕は渋谷の東急百貨店にある「伊東屋」で買いました。
▼ショップリスト
https://www.travelers-company.com/shop/japan
通販の場合、トラベラーズファクトリーのオンラインショップでも買えますし、amazonでも買うことができます。
ただし、amazonで買う場合は要注意です。「トラベラーズノート」で調べると純正ではなく、類似品もたくさん出てきます。
オリジナルのトラベラーズノートが牛革を使用しているので4,000円~5,000円とお高めなところ、類似品は1,000円~2,000円と安いです。
類似品でも口コミ評価が高いものもありますが、中には「レザー」と言いつつ本革でないものや、ニオイが臭いものがあったりするようなので、口コミ評価が高いものや、無難にオリジナルのトラベラーズノートを購入するのが良いでしょう。
オリジナルのトラベラーズノートは、下記のパッケージの写真があるはずなので目印にしてくださいね。
使い込むほど味が出る!旅やアウトドアのお供にトラベラーズノートを持っていこう!
はい、トラベラーズノートが旅の最高の相棒になるということがお分かりいただけたかと思います。
厚みのある牛革を使っているので、本体とレフィル一式そろえると5,000円を超えてくるものになりますが、何年・何十年と使えるツールです!
使うほどに深くなる革の風合いや傷とともに、使う人によってその味付けがされ、この世でたった一冊のノートへと変化していきます。
旅にはもちろん、日々の生活でいつも持ち歩くことで、旅するように毎日を過ごしてほしいノートです。たくさんの種類のリフィルやカスタマイズパーツをご用意していますので、永く使ってください。革の風合いが変わり、付いた傷が思い出になる頃、あなたにとってこのノートがかけがえのない宝物になるはずです。
トラベラーズノート販売サイトより
革ならではの風合いの変化や、傷一つ一つも思い出になるだなんて、こんな旅心をくすぐるツールはほかにないでしょう!
何よりも、既製品とは異なり自由自在にカスタマイズができるので、きっと自分好みの使い方が見つかるはず。
ぜひ旅や日常のパートナーとして、手に入れてみてはいかがでしょうか!
トラベラーズファクトリー公式サイト
https://www.tfa-onlineshop.com/hpgen/HPB/entries/88.html