今回は新幹線好きのお子さんを持つ親のために、E5系新幹線の「はやぶさ」にお手頃価格で乗る方法をご紹介します。
- 旅行に行かず新幹線にお手頃価格で乗る方法
- E5系(はやぶさ)新幹線に1,660円で乗る方法
ちなみに、都内近郊に住んでる人目線になりますが、テクニック的には他のエリア、他の新幹線でも活用できます。
ぜひご参考ください!
目次
E5系新幹線はやぶさに乗りたい!
我が家の息子が新幹線にハマってまして、特に緑色の東北・北海道新幹線「はやぶさ」が大好き。
乗り物図鑑やYoutubeで、はやぶさを見ると「カッコイイなぁ。乗りたいなぁ。」と、なんとも切ない気持ちにさせられるおねだりをしてくるわけです。
だって、旅行でも行かない限り、はやぶさが走る東北新幹線なんてなかなか乗れるものではありませんからね。
というわけで、できるだけお安く新幹線に乗る方法を調べまくり、新幹線に乗ってきました!
1,660円のお手頃価格ではやぶさに乗る方法
では本題!
お安く「はやぶさ」に乗る方法、正確には「はやぶさ」ではなく、はやぶさと同じ車両の「E5」系新幹線に乗る方法をご紹介します。
E5系とは、東京〜青森を結ぶ東北新幹線で運用されているグリーンのボディが子どもを魅了する新幹線車両。
「はやぶさ」の愛称で知られているが、停車駅の違いにより「はやて」「やまびこ」「なすの」と異なる愛称でも走っている。
しかしながら、子どもに説明しづらいのでE5系=はやぶさで問題なし。
安く乗るには短距離・自由席のやまびこ/なすのに乗ろう!
新幹線って乗車券と特急券が必要になるので、料金が高くて気軽に乗れないイメージがあります。
しかし!
実は1駅・2駅程度の短距離かつ自由席であれば比較的安く乗れます。
ポイントは、指定席料金がかかる指定席特急券ではなく自由席特急券を買うこと。
東北新幹線において「はやぶさ」の愛称で走るE5系車両は全席指定席しかなく、停車駅も限られています。(駅をすっ飛ばすから早い=高い、というワケです)
しかし、「なすの」や「やまびこ」なら、同じE5系ながら、短距離でお安い自由席に乗れるってわけです。
今回は大宮から東京までの片道を、自由席1,660円(大人料金)でE5系に乗りました。
種別 | 自由席 | 指定席 |
---|---|---|
乗車券 | 570円 | 570円 |
特急券 | 1,090円 | 2,610円 |
指定席だと1,500円くらいお高くなりますが、指定席を取る意味もないのでお安い自由席で十分です!
ちなみに、上野から東京までの自由席だと1,040円になります。
乗車券 | 160円 |
---|---|
特急券 | 880円 |
合理的に考えれば、短距離を特急券の料金がプラスされる新幹線に乗るなんてあり得ない選択ですが、息子が憧れる「はやぶさ」に1,660円で乗れるなら安いと思えるので不思議ですね。
なぜ片道なのかというと、単純に往復だと高すぎるのと、大宮まで埼京線・りんかい線でいくと、東北新幹線と併走する区間があるので窓から新幹線が見れるオプションがあるからです(笑)
鉄道の料金は距離(キロ)で高くなるので、1駅でも距離が長いと高くなるのでご注意を!
E5系なすの・やまびこの見分け方・乗車券の買い方
E5系が「なすの」や「やまびこ」の愛称で走っているものの、時刻表を見るときは要注意です。
同じ「なすの」「やまびこ」の愛称で走るのは、E5系の他、E2系、E3系、E6系など、いわゆる「はやぶさ」以外の車両もあるからです。
ネットの時刻表検索では、車両編成まで書いてないので、「グランクラス」があるかどうかで判別しましょう。
窓口で「E5系に乗りたいのですが・・・」と伝えれば、親切に何時にE5系に乗れるか案内してくれるので確実です。
ちなみに、指定席券は乗る新幹線の時間・座席が決まっており、指定の新幹線に乗らなければいけません。
しかし、自由席券は自由席のある新幹線であれば時間も席も決まっていないので、乗りたい車両・乗りたい時間に乗車できます!
お目当ての車両では無かったら次の新幹線を待つ、ホームで子どもと新幹線を眺めて楽しむ、ということもできるメリットもあります!
短距離×自由席なら他の新幹線にも安く乗れる
同じ考え方で、「のぞみ」などのN700系が走る東海道新幹線や、「かがやき」などのE7系が走る北陸新幹線にもお安く乗れます!
愛称 | 区間 | 自由席料金 |
---|---|---|
N700系(のぞみ) | 東京〜横浜 | 1,380円 |
E7系(はくたか・とき) | 東京〜大宮 | 1,660円 |
E3系(つばさ・なすの) | 東京〜大宮 | 1,660円 |
赤いボディの秋田新幹線の「こまち(E6系)」は、全席指定席しかありません。
JRのサイト上は他と同じくなすの・やまびこの運用があるっぽく書かれていますが、自由席で走ってるのかよく分からないので駅員さんにご確認を!
ここでは東京起点で紹介しましたが、東北新幹線なら「小山〜宇都宮」、東海道新幹線なら「小田原〜熱海」のように、1駅1,000円台の区間があるので最寄りの新幹線駅からの旅行をチェックしてみましょう。
まとめ
新幹線に乗るとなると、金がかかる、旅行に行く時に乗るというイメージがありますが、実は意外とお手頃価格で乗れるんですね。
お子さんが未就学児であれば子供料金はかからないので、子どものアトラクションと考えるとプライスレス、お得感があるもんです。
新幹線ファンのお子さんがいるご家庭は、ぜひお試しください!
ちなみに、我が子は乗車中は全くと言っていいほど反応がなく、乗るよりも外観を見ている方が楽しいようでしたorz