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SOTOのミニ焚火台が超優秀!軽量・コンパクトでいつでも焚火が楽しめる

えいたそ
えいたそ
どうもどうも、アウトドアコンシェルジュのえいたそ(@chokindamashi)です。

買ってから全然使ってなかったSOTOのミニ焚火台テトラを初めて使いました。

いやー、使ってみたら結構良くて、タンスの肥やしにしてたのがもったいなさすぎました・・・。

今回は、小さくて使い道が良くわからない!そんなSOTOのミニ焚火台についてレビューします!

えいたそ
えいたそ
ミニ焚火台には2つのサイズがあります。僕が持ってるのは側面4枚の「テトラ」なので、写真は「テトラ」をつかって紹介します!
記事の内容
  • 軽量かつコンパクト!いつでもどこでも焚火が楽しめる!
  • 組み立てカンタン!買ったらすぐに使えます!
  • 焚火以外にも使える!SOTOミニ焚火台テトラの活用法

目次

SOTOミニ焚火台とは

今回紹介するミニ焚火台は、手のひらサイズで鉄板を組み立てて使うシンプルな作りながら、しっかりと薪を燃焼させる構造で、「ちょっと焚火したいなー」という時に最適な焚火台。

バーナーで有名な新富士バーナーが展開するブランド「SOTO」から販売されている商品です。

灰受けとなる底板、空気を送るロストル、そして側面の鉄板を組み立てて使います。

サイズは側面の鉄板が4枚のテトラと側面6枚のヘキサの2つから選べます。

テトラはポケットに入れても邪魔にならないサイズで、燃料もその辺に落ちている木や枯葉が使えるのでいつでもどこでも焚火を楽しめちゃいます!

SOTOミニ焚火台の使い方

ミニ焚火台の使い方はめちゃくちゃカンタン!

手に取ったら迷うことなく使うことができますよー!

組み立て

側面4枚のテトラは側面4枚と、ロストル、底板の計6枚の鉄板で構成されています。

まず、側面となる鉄板を3枚、両サイドにあるツメ同士を引っかけて組み立てましょう。

3枚が連結されたら、両サイド2枚の鉄板の下部にある2つの隙間に底板とロストルをセットします。

隙間の上部にはロストル、下部には底板の順に、鉄板のサイドについた出っ張りを隙間にはめ込みます。

最後に、4枚目の側面板をツメに引っかけて完成です。

超カンタンでしょ?

慣れれば1分かからないで組み立てられますよ!

4枚目を引っかける時だけ少々力が必要ですが、多少力んでもちょっとやそっとじゃ壊れないので神経質にならなくてもOK。

ちなみに、穴があいたロストルは、焚火台底部から炎に空気を送り込んで燃焼を促す役割があり、底板は地面に灰が落ちないようにする役割があります。

なので、セットするときは、ロストルは上、底板は下という順序を間違えないでくださいね!

焚き火

焚火台が組み上がったら、焚火の準備です!

まず、ロストルの上に、着火材としてティッシュや新聞紙のような燃えやすいものを入れましょう。

自然のものを使うなら、乾いた松や杉の葉、松ぼっくりなんかがあれば着火剤の代わりになりますよー!

次に、空気の通り道が残るように木を入れます。

この時、木は横にせず立てて入れ、燃えやすいように細い木から入れます。

焚火台の中で、△になるように気が組みあがったら、いざ着火!

マッチ棒でもいいし、チャッカマンやライターでもOK。

火が着火剤から細木に移り、火が大きくなってきたら太い木を入れて炎を安定させましょう。

太い木もナイフで削り、フェザースティックにしておくと着火しやすいです。

着火に便利なのが、焚火台と同じくSOTOから販売されている「スライドガストーチ」がオススメ。

ライターよりちょっと大きめのサイズで、チャッカマンみたいに火口を伸ばして使うことができます。

なんだかんだキャンプではライターを使うシーンがあるので1つあると便利ですよー!

えいたそ
えいたそ
ガスも補充して使い続けられます!

片付け

SOTOのミニ焚火台は片付けもカンタン!

自然に火が燃え尽きるのを待ち、完全に火が消えて焚火台の熱が冷めたら分解するだけ。

灰はごみ袋に入れて燃えるゴミとして捨てましょう。

屋外でやる場合、灰をその辺に捨てたり土の中に埋めたりするのはマナー違反なので必ず持ち帰りましょうね!

自然に消えるまで待てない!なんて場合は、水を汲んだバケツに入れて消火しましょう。(バケツの水は半分くらいにしとくと灰が舞いにくくなります)

燃えている木は、トングを使うか、トングがなければ枝を箸にして使うといいでしょう。

焚き火用グローブがあれば、焚火台をつかんでバケツにバサーっと入れてもOK。

金属の焚火台が歪んだり割れる恐れがあるるのでオススメはしませんが、バケツに焚火台ごとドボンしても大丈夫でした。

えいたそ
えいたそ
焚火台はめちゃくちゃ熱くなってるのでくれぐれも火傷に注意!バケツにバサーっとやると灰が舞い散るのでできれば一つずつ消化する方がよいです。

ちなみに、穴があいているロストルは普通に使ってても歪むから気にしないこと!

SOTOのミニ焚火台のロストルも、BBQで使ってるユニフレームのファイアグリルのロストルも、使用1回目で見事に弧を描くくらい歪みました。

そうそう、木を燃やして焚火をすると、ステンレスの鉄板は木から出た煤(スス)で真っ黒になります。

汚したくない調理器具は焚火で使わない方がいいですよw

焚火台は汚れるもんなので毎回洗ってたらキリがないです。

ささっと水で流して片付けちゃいましょう!

SOTOミニ焚火台の魅力とイマイチな点

使い方も片付けもカンタンなミニ焚火台の魅力やイマイチな点について、実際に使ってみた感想を踏まえて紹介します!

ミニ焚火台の魅力

これはわかりきってますが、超コンパクトで軽いことが一番の魅力でしょう!

なんたって鉄板だけの製品なのでかさばらないんですね。

厚みはスマホより薄いんですもん。

最強の飯盒の呼び声も高い「メスティン」のレギュラーサイズにもピッタリ収まります。

そして、価格が1,000円と超リーズナブル!!

同系統の小さな焚火台の中で多分一番安いです。しかもメイドインジャパン。

実際に使ってみるとわかりますが、焚火台としても優秀です。

しっかり炎が立ち上るのでちゃんと「焚火」になってますし、燃料となる薪や木を最後までしっかりと燃焼させてくれるのでゴミも少ない。

ロストルがあり、煙突効果で燃焼しやすい構造になってるので「安いのにちゃんと作られてるなぁ」と感心させられますね。

使った日は少々風があったものの、焚火台の中にある燃えカスや灰はそんなに飛び散ることがなかったので、周りを散らかさずに済む点も良かったですね。

収納ケースにはアルストも一緒に入りましたー!

ミニ焚火台のイマイチな点

まぁしょうがないんですけど、手のひらサイズで本当に小さいので、焚火での調理は難しいです。

木を小さくし折らないとフライパンなどの調理器具は置けないですし、置けたとしても設置面積が小さいので不安定です。

手持ちで調理するのもしんどいですしね。

意外と炎が強いので、公式サイトにある「焼き鳥」とか無理なんじゃないかなー。(燃えた炭を入れるならまだしも)

なので、ミニ焚火台単体での焚火調理には向いてないです。

えいたそ
えいたそ
焚火調理にこだわらず、ガスバーナーでいいかなと思ったりw

そして、ずっと火を焚き続けると、だんだんと灰が溜まってロストルの穴を塞いじゃうんですね。

そうすると空気の循環が悪くなり、火が弱まってしまいます。

灰がすぐに溜まっちゃうというのは小さいがゆえの宿命ですがイマイチポイントとしました。

火吹き棒(ファイヤーブラスター)を使えば燃やし続けることはできますが、延命措置としては足りないので灰は一度捨てた方がいいですね。

あとは、ゴトクがないので、それなりに大きさがないと焚火台の上に調理器具をセットするのは難しいですね。

詳しくは後述しますが、固形燃料やアルコールストーブを使う場合、焼き網とかを使わないとシェラカップのような底が小さいものは焚火台の上に置けないという点は注意です。

SOTOミニ焚火台の活用法

SOTOのミニ焚火台は、焚火以外にも活用法があるんです。

焚火をするよりも実用的かもしれないのでぜひ参考にしてみてください!

固形燃料を使えば自動炊飯ができる

ミニ焚火台の中には固形燃料が収まるの、固形燃料を使った調理が可能です。

一番実用的なのは、メスティンの自動炊飯。

焚火台の上にはメスティンが安定して置けるので、固形燃料を使えば放置するだけでご飯を炊くことができます。

火加減が難しいアルコールストーブよりカンタンにできちゃうのでオススメの活用法です!

ちなみに、シェラカップのように底が小さな器を置くなら、500円くらいで売ってる小さい網を置くと安定しますよー!

アルコールストーブの五徳(ゴトク)として

テトラだと若干不安定なのでオススメの方法とは言い切れませんが、アルコールストーブのゴトクとして使えなくもないです。

ミニ焚火台のロストル・底板がはまる隙間部分に、アルコールストーブの縁(ふち)部分がはまるんですね。

僕が持ってるトランギアのアルコールストーブだと、ピッタリとはいえないまでもはまるので、アルコールストーブを火力に、焚火台をゴトクとして使うことで湯を沸かせます。

ただ、テトラだとアルストが土台になるのでデコボコした地面とかだと安定しないのでオススメできません。

側面6枚のヘキサであればアルストが収まるのでアルストのゴトクとして安定して活用できますよ!

グリルスタンドとセットで使うのがオススメ

テトラは小さくて焚火調理には向かないというデメリットは、グリルスタンドを使うことで解消できます!

もともとユニフレームのファイアグリルで使おうと買ったものなんですが、SOTOのミニ焚火台でも使えるなと試したらドンピシャ!

グリルスタンドを使えばスキレットやダッチオーブンでの調理ができます。

バッチリステーキを焼くことができました!

グリルスタンドもさほど嵩張らないので、ソロキャンプとかで焚火調理するときはこのスタイルが良いと思いました。

焚き火台からそれなりに高さをかせぐことができます。

グリルスタンドにも様々な種類がありますが、ユニフレーム のファイアグリルユーザーなら、こういう形のスタンドが汎用的でオススメです!

SOTOミニ焚火台のスペック

最後に、ミニ焚火台の商品スペックを紹介します。

重さや大きさの参考にしてください。

項目 テトラ ヘキサ
大きさ 使用時:幅88×奥行88×高さ79mm
収納時:幅88×奥行80×厚さ4mm
使用時:幅155×奥行155×高さ79mm
収納時:幅140×奥行140×厚さ5mm
重さ 122g 226g
材質 ステンレス ステンレス
セット内容 側面板:4枚
ロストル:1枚
底板:1枚
収納ベルト
収納ポーチ
側面板:6枚
ロストル:1枚
底板:1枚
収納ポーチ
価格 1,000円 2,000円

※セット内容は本サイトで確認してね!

テトラは126g、ヘキサは226gとどちらも軽量!収納ポーチが付属するのが嬉しいですね。

畳めば4〜5mmしか厚さがないのでリュックやバッグのちょっとしたスペースに収納できます。

価格も超リーズナブルなのでマジオススメですよー!

いつでもどこでも焚火を楽しもう!

はい!SOTOのミニ焚火台、最高だということがわかりましたか?

焚火に興味がない都会っ子の同僚には全く刺さらなかったんですけど、キャンプ好きのアウトドア派の人にはめちゃくちゃ魅力的な商品です。

小さいので「焚火を楽しむ」以上の用途で活用するにはちょっとした工夫が必要ですが、調理も可能。

燃料は現地調達!散らからないので片付けもめっちゃ楽!

自宅のガレージで気まぐれで焚き火したくなってもすぐに焚き火タイムが楽しめますよ!

皆さんもポケットにミニ焚き火台を忍ばせて焚火を楽しみましょうー!