貯金術

【貯金テク】サラリーマンが楽しく貯金する秘訣とアイディア貯金術

どうもどうも、えいたそです。

貯金は家計・支出管理という地味な作業ですが、今日は楽しく貯金をするアイディアや貯金をするときのコツについて紹介したいと思います!

目標を立て、支出管理をして確実に貯めていく王道の貯金法とは違い、「お小遣い」を貯めるようなイメージですが、貯金のコツではお金に対する不安、貯金の進捗に対する焦りを感じた時に効く意識の持ち方について紹介するのでぜひチェックしてみてください。

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目次

貯金を楽しく続けるためのポイント

早速ですが、目標を立てて地道に継続することが必要な貯金。時に欲しいものを我慢したりしなければないので、多少辛いこともあります。

ここでは、そんなキツイこともある貯金をちょっとでも気楽に続けるためのコツやポイントをご紹介します

1:貯金額に縛られすぎない

楽しく貯金をするために大事なのが「貯金額」に縛られすぎないこと。

つまりは「目標」に縛られすぎないことです。

目標は達成すべきものですから矛盾しているようですが、目標を達成することに執着するあまり、人との付き合いを制限したり、自分や子供の習い事や趣味といった自己研鑽のお金を削るのもどうかと思うのです。

「ムダ」は省くべきですが、必要なものにはお金を使うべきですし、お金を貯めることが「ストレス」になってはいけません

迷ったら、何のために貯めているのかを考えてみたり、今月使えるお金をチェックしてみてください。

個人的には計画がストレスになるようであれば、貯金計画を後ろ倒しにしてでも、一定金額の「使えるお金」は確保しても良いと思っています。

なぜかというと、貯金ができなかった人にとって重要なのは、「●円貯める」という金額ではなく、「貯金ができるようになる」という成功体験だからです。

なので、始めのうちは額よりも貯めグセをつけることを意識すると良いでしょう!

2:優先順位を決めてお金を大事に使う

そして、貯金をするにあたり、お金の使い方も意識することが大事です。

具体的には、なんとなくお金を使うのではなく、欲しいものややりたいことに優先順位をつけ、プライオリティの高いものにお金を使おうということです。

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お金って、自分でセーブしないとあるだけ使ってしまいます。

僕は毎月行き当たりばったりでお金を使っていました。毎月なんとなくで生活していたので、お金が貯まらないだけでなく、お金を使っていても使ったことに対するメリハリがないんですね。

優先順位や「それは本当に欲しいのか・やりたいのか」を一回一回考えずにお金を使うから、「楽しさ」とか「喜び」が薄いんですよ。

しかし、計画を立てて貯金をしていくと、「今月はこれだけ」という目安ができますので、その範囲で一回一回大事にお金を使おうとします。無駄なお金は減らそうとしますし、せっかくのお金ですから使うなら思いっきり楽しめることに使いたいと思うようになるんですよ。

目標を決めて、多少我慢したりやりくりして貯金をしつつ、「使うんだ」と決めたものに対してはしっかり使う。

こういうメリハリが貯金や普段のお金の使い方を有意義にしてくれると思います。

3:お金の悩みの吐き出し先を作る

貯金は自分の支出・収入と相談する部分が大きい、というのはこれまでお伝えしてきた通りですし、間違いないと思っています。

ただ、孤独に戦うのもキツいのが貯金です。頑張っていても計画通りに上手に貯金ができなかったりすることもあるでしょうし、周りに散財したりお金を貯めようとしている人がいなかったら気持ち的につらいですよね。

そんななかで、モチベーションを保つのに有効なのが、貯金をしてて生じるもやもやとした気持ちを吐き出す人や場所を見つけることです。

奥さんなど一緒に貯金に取り組めるパートナーがいればベストですが、親しいとしてもお金の話ってなかなかぶっちゃけづらいので、同僚や友人は金銭事情の悩みの吐き出し先としては不向きです。

そんな時に有効なのが、ブログやtwitterです。

匿名性を保つこともできますし、twitterであれば同様の悩みを保つ人と交流することもできるでしょう。

僕自身は、自分の貯金計画や進捗をこのサイト上でぶちまけていきます。日記も掲載したいと思っているのですが、日記なんか書いた暁にはグチや悩みなんかも吐き出すかもしれません。

それを見て、「苦戦しているのは自分だけじゃないんだな」と読まれる方の不安が軽くなるのであれば幸いですし、僕自身は読者の方を勝手に「貯金仲間」だと思っていますので応援してくれると嬉しいです!

4:周りは気にせず自分のペースで貯金をする

皆さんは自分と同年代、収入が同じくらいの人がどれくらいお金を貯めているのか気になりますか?

気にならない!という人もいるかもしれませんが、多少は気になるというのが本音なんじゃないでしょうか。(僕は気になっていましたw)

ただ、こういう自分以外の誰かの貯金額なんてものは、参考にはするものの、他人は他人、自分は自分と割り切るのも貯金を継続する上では大事です。

「金融後方中央委員会」が2017年に調査した結果では、30代で年収500〜700万円の人の平均貯金額は542万円(中央値は320万円)でした。

この数字を見て、「やばい、俺平均額も貯金がない・・・。」と焦る必要はありません。なぜなら、こういった数字は実情ではあるものの、回答者一人一人の職業や家族構成、ライフスタイルなどは全く違うはずです。

大学時代にバイトに励んでお金を貯めた人、株・FXといった投資や副業で本業とは別に収入がある人、親の資産を受け継いだ人など、貯蓄・資産を作った経緯が異なるはずなんですよね。

年収が同じでも、子どもがいない家庭、子どもがいる家庭で支出の内容は異なるでしょうし、無趣味の人と趣味が豊富な人でもお金の使い方が違うので、当然貯められるお金に差が出ます。

ですから、「平均貯金額」というものはあくまで目安、参考でしかないので、縛られる必要はないのです。

結局、貯金額なんてものは「自分の収入と支出と相談」という面が大きいので、周りの貯金額なんか気にしても仕方ないというのが僕の結論です。

これまでお金が貯められなかったのであれば、毎月少しずつでも貯められるようになれば大成長だと思います。今貯金がなくても、これから貯めていけばいいんです。

自分のペースを確立することが大事

貯金をする上で大切なのが、自分のペースや感覚を持ち、時にはそれを守ることです。わかりやすく「飲み」をテーマにお話ししましょう。

収入が大きく異なる上司(同僚や友人でも同じです)がいたとします。その人は毎週飲みたがるものの、飲み会費用は絶対割り勘だとすると、その人がお金を使うペースに合わせていてはお金が持ちません。

逆に、お金が全くない人の基準に合わせると、「お金がないから」ということを理由に、行きたくもないお店に付き合わなければならないかも知れません。(僕は30代の同級生と飲みに行こう!と誘われてサイゼリアに連れて行かれました。うまいからいいけど・・・。)

こんな例を挙げた理由は、貯金の「マイペース」を狂わせる要因に、職場や友人関係といった、日々の人付き合いが大きく影響を与えるからです。

一定額貯金をしようと思った時に、自分のペースを持っていないと貯金計画が狂うわけです。もちろん、サラリーマンには「付き合い」がありますが、大幅に自分とお金の使い方が異なる人との付き合いは、自分のペースを考えた上で上手にお付き合いするのも貯金のコツと言えるでしょう。

お金のことは恋愛や結婚でも大事

仕事関係や友人関係以外に、貯金の「マイペース」が作りにくい人付き合いがあります。それは恋愛や結婚です。

毎月3万貯金したいと思っていても、恋人とのデートや誕生日プレゼントなどに支出がかさむと貯金計画が簡単に崩れるからです。

意中の相手とのデートではカッコつけて多く払いたい勝負ドコロがあるかもしれませんが、結婚まで考えている相手であれば、お互いのお金の使い方や、懐事情を理解しておくのも良いお付き合いには必要だと思います。

付き合った彼女がブランド物好き、アイドルの追っかけだったりしたら結婚した後がしんどいですよね。女性だったら、彼氏がギャンブル好きの酒飲みだったらうんざりするでしょう。

「デート代は絶対彼氏持ち」とふんぞり返っている勘違い女(←おっと、気持ちが入っちゃいました)や、「何かあっても彼女が尽くしてくれる」と考えてるヒモ野郎との恋愛は余程財布に余裕がない限りは長続きしませんよね。

最近は夫婦でも収入を分けるスタイルもあるようですが、結婚したら基本的に夫婦の財布は一つになるもんです。なのでお金の価値観が合わない相手と恋愛をしてしまうと、自分の貯金のペースは狂います。

恋愛とお金では「男のプライドやメンツ」が関わる面もありますが、信頼できるパートナーとはお金の話もできるようにすることが貯金だけでなく恋愛成就のキモですよ!

とはいえ、「金なんか心配するな」と言えるほどの甲斐性があるオトコにはなりたいもんですが。

ポイントおさらい

1:貯金額に縛られすぎない
2:優先順位を決めてお金を大事に使う
3:お金の悩みの吐き出し先を作る
4:周りは気にせず自分のペースで貯金をする

サラリーマンが楽しく貯金するためのアイディア貯金術

さて、貯金を継続するためのポイントの次は、貯金にまつわるアイディアや面白い貯金術についてご紹介しましょう。

自分に合いそうなものは試していただければと思います!

1:使えるお金は小分けで管理する

予算を立てることはとても大切なことですが、予算を立てておいて実践できなければ意味がありません。

ここでは決めた予算どおりに一ヶ月やりくりするための秘訣をご紹介します。

予算は用途別に小分けで管理する

予算を確実に実行する方法、それは予算を小分けしておくことです。

皆さんは毎月やりくりするお金をどのように管理していますか?最初に口座から引き出しておいて、財布に入れておく人もいるんじゃないでしょうか。

うまく自己管理できる人なら問題ありませんが、自己管理ができない場合、財布にたくさんのお金が入っていると「財布に入っているお金=使っていいお金」としてその時の気分でお金を使ってしまいがちです。

そこで効果を発揮するのが、予算の小分け管理です。予算を立てた時の項目(食費、交際費など)や、週ごとに封筒などで分けておくのです。

例えば、その月のやりくり費が5万円で、食費に2万円、交際費に1万円、その他で2万円だった場合、袋を3つ用意して食費袋に2万円、交際費袋に2万円・・・といった感じで分けておきます。週ごとに分けるのであれば、1ヶ月4週として4つの封筒に12,500円ずつ分けていきます。

一週間ごとにその袋から決められた一週間の予算分だけ取り出して財布に入れるのです。こうすることで、財布に入っている金額で毎日やりくりしようとするので、無駄なお金を使う心配がありません。

小分けする際のポイント

小分けする際のポイントとして、小分けする際に入れるお金は細かい単位にしておくことと良いです。

一万円を入れる場合は、一万円札を入れるのではなく、千円札で10枚入れておくのです。めんどくさいことではありますが、財布に移す際に「しょうがないから一万円札を財布に入れちゃえ」ってな感じで財布に必要以上に大きな金額が入ってしまうリスクが抑えられます。

小分け袋は、銀行のATMに置いてある封筒を何枚かもらっておいて、それを活用するのが一番手っ取り早いです。

僕の場合は、小分け袋をまとめる「予算袋」なるものを用意しています。以前文房具入れみたいな感じで使っていた100均とかで買った袋に、予算分けした小分け袋をまとめて入れています。通帳も入っていて、もうこれで家計を管理している感じです。

給料日の日はこの袋を持って行って、通帳記入をして、お金をその場で分けちゃったりしてます。

必要以上のお金は財布に入れない

小分け管理するメリットに、週ごとに小分け管理することで、その週に使って良い金額がより把握しやすくなります。

僕はこれまで5万円を財布に入れて、毎月の給料日に補充していたんですが、給料日になる前に5万円がなくなり、その細かい内訳がわからなくなっていました。

しかし、1週間ごとに12,500円と把握すべき金額を小さくしたことで、毎週何に12,500円を使ったか思い出せるようになりましたし、うまくやりくりできれば翌週に数千円繰り越せるようになりました。

もちろん、イチ社会人として財布に数千円しか入っていないことは心もとないので、多めに入れておくことを否定するわけではありませんが、「財布に余分なお金を入れる=余計なものにお金を使ってしまうリスク」があるということを頭の片隅に入れておきましょう。

財布に入れるお金の「予備」に当たる金額は「前月余ったお金」もしくは「前の週に余ったお金」にすると、予算を削らずに財布に余裕を持たせることができます。

2:「職場貯金」のススメ

貯金は毎月いくらと決めて、給料からまとめて数万円・・・。

こう考えると、毎月きれいにお金を使ってしまう人にはハードルが高く感じられるかも知れませんが、貯金ができなかった人にとって「額は重要ではない」と思っています。

もちろん、目標額が大きければ一回当たりの貯金額も増やさなければなりませんが、貯金ができないという人はまずは金額にこだわらず、「貯める」という癖をつけることが大切です。そんな貯めグセをつけるのにオススメなのが、毎日コツコツと貯金をする方法です。

ここでご紹介する「職場貯金」もそんなコツコツ系の貯金法の一つ。それでは参りましょう!

自宅ではなく職場でお金を貯める

勤め人のビジネスマンにとって、職場である会社は1日のほとんどを過ごす場所です。営業マンでも、会社のオフィスを起点に活動する人が多いでしょう。

ビジネスマンの場合、お金を使うシーンは、交通費、昼食代、飲み物、おやつなどでしょうか。煙草を吸う人は煙草代ですね。

これらの出費の金額を考えてみると、ほとんどが1,000円以内に収まるものですから、千円札を出すとお釣りが出てきます。職場貯金では、この小銭を貯めていこうじゃないか、というものです。

ちょっとした買物をしたら、余った小銭をチャリンと貯金箱に入れるのです。貯金箱も、わざわざ買わずに、インスタントコーヒーの空きビンとかなんでもOKです。

全部貯金する必要はない

さてさて、この職場貯金、いったいどれくらい貯金ができるのでしょうか。

簡単なシミュレーションですが、1日100円を貯金したとすると、365日で36,500円貯まります。まぁ一般的に100日ほど休日があるので実際は20,000円くらいでしょうか。

額としては微々たるものですが、2万円くらいでも旅行や医療費に充てればその効果の大きさを感じるんじゃないでしょうか。貯めグセをつけるトレーニングになりますし。

職場だけでなく、こういった小銭貯金は家でもできるので、毎日帰ったら財布の中に余った100円をチャリンと貯金してみてはいかがでしょう。

コツコツ系の貯金は、正直金額的には大きくないので、100万円とかの目標金額を貯めるにはあまり効果がないので、数十万円しっかり貯金したいという人には不向きです。

しかし、毎日続けることで「お金を貯めよう」という意識が磨かれますし、貯まった金額はたまにかかる病院の費用や、年に何回か行く旅行の費用に充てるにはちょうどいい額です。

コツコツ系貯金は日々発生する「地味な出費」のための積立にはぴったり。ぜひ始めてみてください。ちなみに、僕の同僚はプロポーズのために毎日1,000円を職場で貯め、1年ほどで30万円貯めていました!

遊び・ゲーム感覚でもできるので、今まで全く貯めグセがないという人はこういう小さなところから始めるのもオススメですよ!

3:「毎日貯金」のススメ

次は、毎日貯金をする「毎日貯金」をご紹介します。

この貯金方法は、毎月5万とか大きな金額を貯めていく貯金法ではなく、小さな金額をコツコツと貯めていく地味な方法です。

小さな額とはいえ、お金が貯められない人にとって毎日貯金をしていくのは結構大変なので、これも職場貯金同様、貯めるクセをつけるのにオススメなのでご参考下さい。

1年間の貯金トレーニング「毎日貯金」とは

毎日貯金とは、その名の通り毎日コツコツと一年間、貯金をしていくもの。

1日目は1円、2日目は2円、300日目は300円、最終日の365日目は365円とお金を貯めていきます。

「経過日数プラス1円」を貯めていくわけです。ちなみに、この貯金方法では1年間で66,795円(365×366÷2)貯めることができます。

一ヶ月は31日なので一ヶ月目は最終日でも31円なので楽ですが、12ヶ月目は初日から300円台に突入するため、毎日300円以上貯金箱に入れていかなければなりませんので結構大変になります。

月で比べてみると、1ヶ月目は総額496円でも12ヶ月目は10,800円ほど貯めなければなりませんので、月によってキツさが変わってきます。

毎月5万円とか一定額を貯金している人の場合は、プラスで10,000円貯金しなければならないとなると、結構大変ですよね。

毎日貯金を楽に続ける方法

毎日貯金の方法では初月と最終月で貯金の額が10,000円ほど変わるので、最初は楽でも後の方は1カ月で貯めなければならない金額が大きくなるので挫折する可能性があります。

というわけで、最終的な66,795円という金額は変わらなくても楽にできる貯めるアレンジ方法をご紹介します。

まぁ非常に単純なのですが、毎日金額が増えていくのではなく年間を通して貯める額を同じにしちゃえばいいじゃん、というものです。

66,795円を365日でならすと、1日当たり189円になります。つまり、毎日189円貯めていけば年間で66,795円貯まるので、毎日貯金と同じ効果があるよね、ということです。

貯まる金額は変わらなくても、毎日200円(月間6,000円)という比較的楽な金額で同じことができるのでご参考下さい!

「1カ月でまとめて6,000円貯めればいいじゃん」という声が聞こえてきそうですが、これは「毎日やること」に意味があるのでダメですw

この毎日貯金も、毎日コツコツと地味な金額ですが、貯金という行為を1年間継続することで、貯金をする癖とマインドを磨くことができます

最終的に貯まる金額は66,000円ほどと大したことないように思える金額ですが、これまで貯金ができなかった人にとって、一定の金額を貯めることができたことと、それを継続できたことはとても価値があると思うんです。

貯金を貯める癖がつけば、「毎月5万円」というある程度まとまった金額でも、貯めていくことができるようになると思います。

貯めグセがついていない人はまずは小さなことからコツコツと、この毎日貯金を始めてみてください!

4:「差額貯金」のススメ

突然ですが「つもり貯金」ってご存知ですか?

「外食したつもり」で1,000円を貯金したり、禁煙中に「タバコを買ったつもり」で400円を貯めたり、お金のかかることをやった「つもり」になって浮いたお金を貯金する貯金術です。

「つもり貯金」も面白い貯金術ですが、ここでご紹介する「差額貯金」は、つもり貯金を応用した僕の思い付きの貯金術。

お金を払う時にキリの良い金額を支払い、お釣りなどの本来支払う金額との「差額」を貯金しようというものです。「支払ったつもり」になるのでつもり貯金の応用版というわけです。

差額貯金の実践法

差額貯金では、お釣り(余り)が出る買い物や支払いに最適です。

例えば、ランチで800円なら「1,000円のランチを食べた」ということにして差額の200円を貯金します。

また、家賃などの固定費で実践するとより確実に貯めていくことができるでしょう。家賃が84,000円だったら「家賃は90,000円」と考え、差額の6,000円を貯めていけば毎月6,000円、年間72,000円を貯金できるわけです。

差額貯金は口座引き落としの出費に効果大

お釣りの場合、少額の買い物に使ってしまって貯まらない可能性もあるので、お釣りは財布ではなく貯金箱に入れるなどの工夫が必要になります。

一方で、家賃や光熱費など、銀行口座から引き落とされる出費であれば差額は確実に積み立てられていきます。

その月の光熱費が12,000円であれば、引き落とし口座に15,000円入れておくと、3,000円が差額として口座に貯まります。

より確実に貯めるのであれば、頻繁に出し入れのある口座ではなく、引き落とし専用の口座でやると良いでしょう。

つもり貯金の場合、「つもり」の対象が我慢の対象だと変なストレスを感じてしまい長続きしない可能性があります。

ただ、差額貯金では84,000円の家賃を90,000円、7,800円の携帯代を8,000円と思い込んでしまえば良いので、自然に差額が蓄えられていきます。

本来支払うべき額よりも多少負担は増えますが、忘れた頃に結構な金額を貯めることができるので貯め癖の無い人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

貯金術まとめ

1:使えるお金は小分けで管理する
2:小銭を職場で貯める「職場貯金」をする
3:毎日が貯金のトレーニングになる「毎日貯金」
4:使ったつもりで差額を貯める「差額貯金」

楽しく貯金をするには習慣化や工夫が大事!

はい、マインドセットや変わり種の貯金術についてご紹介しましたが、重要なのは自分のペースで続けることができる貯金方法を見つけることです。

そして、他人の貯金額によって不安になったり焦ったりする必要は全くないということです。

繰り返しになりますが、目標額や様々な貯金術は、これまで貯金ができなかったということを変えるための目安・きっかけづくりでしかないので、まずは小さいところからでも「貯金ができるようになる」ことを目指してみましょう!