貯金術

お金の出入りを把握すべし

目次

お金の出入り、把握してますか?

貯金ができない人に共通しているものの一つに、「自分自身のお金の出入りを把握していない」ことが挙げられます。
一人暮らしなので家賃などで引かれる分はありますが、僕の場合は給料が入ってから次の給料が振り込まれるまでにきれいさっぱりお金を使ってしまっていたので、一体何にいくら使ったのか覚えていないんですよね。これって貯金をする上では致命的だと思うんですよ。なぜなら、自分が貯めようと思っている貯金額を、どこから捻出すればいいのかがわからないからです。

給料は残業代などで月により多少変動はあるものの、毎月ほとんど一定ですよね。なので、お金の出入りできっちり追いかけなければいけないのは、主に支出の部分だと思います。支出を管理することができれば、貯金ができる可能性がぐーーんと上がるはずなのです(^ω^)

お金を使ったらメモる

支出を管理することは面倒くさいものの、特別な方法やコツがあるわけでなく、実はかなり簡単なことなんです。お金を払ったタイミングで、何にいくら使ったかをメモっておけばいいだけの話ですからね(笑)
スーパーやコンビニで買い物をしたらレシートをもらって、メモをしたら捨ててOK。僕は実践するまではとりあえずレシートを財布に入れておいたものの、どんどん溜まっていってしまって、結局何もしないまままとめてポイっと捨ててしまっていました。

お金を使ったらメモをするというのは面倒くさいもののように思えますが、手帳に手書きでもいいし、携帯電話のメモ機能で打ち込んでおいてもいいのです。やるだけで効果があるので必ず実践してください。これは自分がいったい何にお金を使っているかを「知る」ためですから、極端な話、何に使ったかを覚えていられてきちんと実践できるのであれば、一週間に一度、まとめてメモをしたって良いのです。
ただ、忘れてしまったり、めんどくさくなってしまうので、お金を使った都度、メモるようにしましょう!
※一度やらなくなってしまったら終わりです(´・ω・`)

そして、毎月あるタイミングで今月「何に」「いくら」使ったのかを振り返ることで、自分の支出の中のムダを見つけていくことができます。ムダを見つけるということは来月の出費を抑えることにつながり、結果、貯金に回せるお金がどこにあるのかがわかるのです。

お金を使うタイミングが分かってくる

支出の度に、何に使ったかをメモするようになると、自分がお金を使うタイミングが分かってきます。僕の場合、日々お金を使うタイミングは以下のような感じです。

朝:出社して缶コーヒーを買う←コレよくないですね(´・ω・`)
昼休み:同僚とのランチ
夜遅くなりそうな時:コンビニ飯or外食
たまに:飲み会
帰り:必要があれば日曜雑貨を購入食

僕は営業では無いので、外出することはほとんどありません。外出が多い人だと前払いで交通費を支払ったり、待ち合わせまでの時間つぶしでカフェとかに行くかもしれませんね。タバコを吸う人はタバコが切れたらタバコを買いますよね。でもサラリーマンって、毎日お金を使う頻度って意外と少なく、パターン化されている気がしませんか?

支出管理は携帯を使うのが便利

上記では僕が一日で何回くらいお金を使うタイミングがあるかを紹介しましたが、何十回もあるわけではありません。みなさんもそうじゃないでしょうか。お金を使うタイミングがあまりないのであれば、メモをするのも数回で済みます。お金を使う都度メモらなくても、ランチ代は500円・680円・1,000円といった覚えやすい金額のことが多いですし、レシートさえあれば一日の最後にまとめてメモっても良いでしょう。

使ったお金についてメモるにあたっては、毎回手帳に書き込んでも良いのですが、携帯電話を使うのがスマートです(笑)僕はiPhoneを使っていまして、『支出管理』というアプリが使いやすくてオススメです。アプリを立ち上げて、「何に」「いくら」という感じで入力してしまえばOK。一日ごとに使った金額がまとめられていきます。何に使ったかという項目は、「食費」「日用品」「交際費」という感じで分類を自分で設定でき、グラフや表などで視覚的にまとめて見ることもできるのでとても便利です。

同僚はアンドロイドで同様のアプリを使っていますし、アプリが使えないガラケーの方でも、メールの本文やメモ機能にメモっておけば良いでしょう!カレンダーに使った金額を入れていっても良いかもしれませんね。
僕の場合、このツールを使い始めてからお金のムダ遣いが減った気がします。予算に対する進捗も確認できるため、記帳する、つまりお金を使うと予算が減るのが目に見えるんですよね。そうすると何かを買おうと思った時に「これって本当に必要?」と自問するようになるんです。常に予算と現状を確認することで、ムダな出費を抑えようとするんですね(笑)

支出管理が貯金のキモ!

最近はスマートフォンが普及していて、家計簿系のアプリが有料・無料問わずたくさんあります。僕は先ほど紹介した『支出管理』というアプリを使用していますが、支出をメモするもの自体はなんでも良いのです。携帯電話は常に持ち歩いているものですので、携帯になんらかの形でメモしていくのが便利でしょう。

メモる時は、項目、品目、金額の3つが記載されていると振りやすいです。
項目:家計簿にあるような大きなくくり。 例)食費、光熱費、交際費など
品目:お金を使った理由の詳細。 例)ランチ、カラオケ、食材、洗剤など
金額:支払った金額。消費税も込みで!
これまで散々「メモしましょう」と繰り返しましたが、メモをとるのが重要なのではなく、「何にいくら使ったかを把握している」ことが大切なのです。毎月、貯金の目標を立てて動いていくわけですが、次月にどこを改善すればムダを省いて貯金に回すことができるのか。自分の「ムダ=改善点」を知るために、支出を管理することが貯金をする上では必須なのです。