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「新生活」にかかる費用を知ろう
結婚と言うと挙式、婚約・結婚指輪、ハネムーンといった華やかな部分の費用に意識が向きがちですが、新生活かかる費用もバカにできない金額のお金がかかります。 ここでは新生活の準備をするに当たり、何にいくらくらいかかるかをご紹介しましょう。
新生活の費用はこれまでの生活が影響
新生活を始めるにあたって何にお金がかかるかと言うと、新しい家の契約、家具一式を揃えるための費用です。
例えば、新しく家賃10万円の家を借りようとした場合、敷金・礼金で2ヶ月分、仲介手数料で1ヶ月分、前払い家賃で1~2ヶ月分がかかるとすると「10万円×4~5ヶ月分」なので40~50万円のお金が必要になります。家具も洗濯機、冷蔵庫などの白物家電やテレビ、テーブル、食器棚などが必要になりこれだけでも軽く10万円を超えてきます。
ただ、全てを新しく揃える必要があるのは夫婦ともに実家暮らしだった場合です。同棲をしていたり、片方が一人暮らしで使えるものを持ってくる場合はこの費用をいくらか抑えることができます。夫婦どちらかの実家に住まう場合も家賃や家電は不要ですね。なので、新生活にかかる費用は夫婦それぞれが独身時代にどのような生活をしていたかが大きく影響するのです。
どこまで求めるか
この新生活の費用、「生活必需品」など必要最低限のものもあるため節約するのが大変です。
節約するためには今後の生活やライフスタイルを踏まえて、どれくらいのものを買うかを考えなければならないでしょう。
冷蔵庫や洗濯機であれば、今後子どもができたり家を購入する予定があるなら大きめのものを買いますし、しばらくは賃貸で二人暮らしであれば小さくても事足りるでしょう。お互い外食が多かったりすれば冷蔵庫や炊飯器は小さい安いもので十分だったりします。
大きいものや高性能な物は当然価格も高くなってきますから、必要最低限を見極めることが節約の秘訣と言えます。
小物代が意外とでかい
新生活の費用というと家電や家具という大物のイメージが強いですが、実は小物を購入する費用もバカになりません。
食器、洗濯用品(ネット、洗濯ばさみ、洗剤など)、収納用品(衣装ケースなど)も揃えていくと数万円かかります。新生活でいろいろ揃えたくなるものですが、「今本当に必要か」を考えないと10万円くらい軽くかかりますので注意しましょう。
では、いったいいくら?
管理人目線ではありますが、全て揃えようとした場合にどれくらいお金がかかるのかを算出してみました。
結果はなんと100万円近くかかります。
住宅契約:家賃:8~12万円の場合【40~60万円】
敷金・礼金:2ヶ月分
仲介手数料:0~1ヶ月分
前払い家賃:1~2ヶ月分
火災保険:3万円
家電【20~30万円】
冷蔵庫(400~500リットル):12万円
オーブンレンジ:2.5万円
洗濯機(9キロ):7万円
液晶テレビ(32インチ):4万円
ブルーレイ・DVDレコーダー:5万円
家具【20万円】
ベッド:5~10万円
テレビ台:2~3万円
テーブル1~3万円
椅子:0.5~1万円×2
パソコン机:1万円
本棚:1~3万円
食器棚:1~3万円
ソファー:2~4万円
その他【10万円】
カーペット(6畳):1万円
布団一式(シーツ・掛布団・毛布):2~3万円
衣装ケース:0.1万円×5
食器一式:1万円
調理器具一式:1.5万円
必要なものとそうでないものを将来も見据えて購入しよう
上記は全て必要、というわけではありませんが、全て新しく揃えようとすると100万円近くかかることが分かります。
なので結婚のお金を考える時は挙式・ハネムーン、そして新生活とトータルでどれだけかかるのかを事前に知っておき、夫婦で貯金を踏まえて予算を考える必要があります。
挙式やハネムーンで理想を叶えたいという気持ちが湧くのも当然ですが、トータルでかかるお金を考えると、よほど貯金が無い限り贅沢できるポイントが限られてきますのでどこにお金を使うかは計画的に考えないと貯金がぶっ飛ぶ羽目になりますので注意しましょう。