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初めてのバックパッカー トンデモインド旅行記【到着編Part.1】

2014.10.10

あらすじ

2008年8月11日、ついにインドへ出発したえいたそ。
期待と不安の両方を抱きながら、まずは成田空港から経由地の北京へ。
そこで出会った慶応ボーイのリュウタと暇を潰し、午後18時にインドへ出発したのでした。
はい、もう戻れません。嫌でもインドを旅行しなければならないわけです。

チャイニーズクオリティに唖然とした機内


経由地である北京を出発した僕と慶応ボーイのリュウタは中国国際航空のキャビンの中、それぞれ2席シートを我が物顔で占領しながらくつろいでいました。

オリンピックでにぎわっていた成田から北京の機内と比べ、客数はまばら。空席もかなり目立ちます。

北京空港で合流したリュウタは僕の前の席に座っています。

リュウタ:きれいなスッチーいないっすねー。
えいたそ:(「スッチー」って死語じゃんか)そうね。てかいよいよだね、緊張するなー。
リュウタ:そっすね。

そんなリュウタくん、神経が太いのかその数分後いびきをかいて寝始めました。
一方の僕はと言うと、窓の外に広がる闇を見ていてインドへの恐怖が再燃し、寝れずにいました。
若干お腹痛いし。

スッチー:Nuts?
えいたそ:アハン

キャビンアテンダントがおつまみのナッツをサービスしてくれたのですが、手渡しを期待していた僕の予想を超え、放り投げてくれました。
素晴らしい機内サービス、さすがチャイニーズクオリティ。結構カルチャーショック。

僕の横の列、4列の座席を一人で独占していた中国的ババアはひじ掛けを上げ、横になって寝ています。ゴミは床に捨て放題です。
しかもキャビンアテンダントのオネエサン、このババアにもナッツ投げてるし。(笑)

日系航空会社の機内とはかけ離れた光景もインド線ならではですね。
僕も二人掛けの席をゆったりと使えたので、窓に寄りかかってうつらうつら、少しでも休もうとしていました。

途中トイレに立った時、もう一人日本人っぽい乗客がいることに気付きました。同じ国の民というものは異国の飛行機では目立つもんですね。

彼は熱心に地球の歩き方を見ていたので同じくインド旅行者と思われましたが、その時は声をかけず仕舞い。不安が消えない僕の搭乗便は否応なしにインドへの空路を進みます。

サービスレベルの低さとは反対に、フライトはいたって順調。深夜2時を過ぎると、間もなくデリーのインディラ・ガーンディー国際空港に到着すると機内アナウンスが流れました。

窓の外にはぽつぽつとオレンジ色の明りが見え、ビル明りやネオンが多い日本の夜景とは光の数・色が異なりますが、きれいな光景が広がっています。

いよいよインドに到着、僕の一人旅が始まります。
この時、僕の不安は最高潮。到着前からお腹はリトルインディア(ゆるめ)になっていました。

インド到着!イケメンアツシとの出会い

深夜2時半頃、僕らインド初心者はバックパッカーの登竜門?であるインドへ到着。

空港の片隅で歩き方を読みながら入国カードを書いていると、聞きなれた日本語で声をかけられました。

日本人:すみません、日本人ですか?
リュウタ:はい、そうです。インドですか?僕はリュウタ、「慶応」です。

声をかけてきた日本人は機内で見かけた彼でした。
それにしてもリュウタくん、インドの空港で「インドですか?」ってアホでしょ!

しかも学歴の紹介いらなくないっすか・・・?。

日本人:インドです。初めてなんですが。
えいたそ:僕らも初めてです。ご一緒しますか?
日本人:ホントですか?ありがとうございます、いやホント不安で。

彼も僕らと同じインド初心者。初心者がまた増えましたが、雑魚も3人そろえば心強いものです。
彼は名古屋から来たアツシ、一人旅は初めてながらも、自由の国アメリカに留学経験があるサムライです。
しかも腹立たしいことにイケメン。

リュウタが宿をとっていることを話し、アツシも同行することに。
もはや「空港で夜を明かすべし」という先人の教えはどこかへいってしまいました。

入国手続きを終え、空港の両替所で持っていた日本円をインドの通貨(ルピー)に替えます。
僕はとりあえず2万円をルピーに両替しました。

いよいよ治安抜群の空港の外へ。ついにインドの空気を体感します。

破滅に向かって空港脱出!

空港の外へ出ると、心の準備をする間もなくタクシーの客引きに取り囲まれます。

インド人A:ハロー、タクシー?
インド人B:ヘーイ、トモダチ!タクシーヤスイヨ!

これがインドの洗礼かぁ。ガイドブックの通りです。

アツシ曰く、タクシーはぼったくりの典型、ニューデリーまではDFCという公営のバスで50ルピーで行けるとのこと。
さすがアツシ先輩、ついていきますよ!
僕も歩き方で、空港周辺の客引きが危険という予備知識はあったので、アツシの提案にのることにしました。

それにしても一つ違いとはいえ、ホテルの準備万端のリュウタ、語学と事前知識バッチリのアツシ。

最年長のえいたそが一番つかえねぇwww
雑魚はえいたそ一人だけなようです。

多少わかりづらかったですが、それらしきバスを発見。
公営ということで日本と同じようなバスを期待していたものの、さすがインド。期待を見事に裏切ってくれます。
緑色の汚いバスで、アツシの予備知識がなければまず乗らないような怪しげなオンボロバス、それがDFCでした。

一人50ルピーでニューデリーまで行くことを確認し、乗り込みます。
第一関門の空港を突破してニューデリーの市街まで行けることになった僕らは早くも浮かれていました。

リュウタ:バスで行けるコンノートプレイスから僕のホテルはすぐみたいです。
えいたそ:マジかー、やっと落ち着けるね。もう緊張しっぱなしだったよー。
アツシ:ほんとほんと、マジ助かったー!

安堵感でいっぱいの僕らですが、突然バス車内の明りが消えて真っ暗になりました。
意味が分かりません

アツシ:ハァ!?、いやなにこれ!?ヤバイヤバイヤバイ!!
リュウタ:い、いや多分節電ですよ。インドってまだ発展途上だし。エコかも。
えいたそ:まぁニューデリーに行けば問題ないよね。

公営ということで安心しきっていましたが、さすがに真っ暗になると不安になります。
なんでパブリックなバスが電気消すんだよ!!
っていうかリュウタくん、怖がりながらボケんじゃねぇよ。

しかし、ここはインド。こんなものでは終わりません。
さらなる不安が訪れます。

バスはハイウェイっぽいところを走っていたはずなのに突然路肩に停車。運転手は何か喋っています。

3人:今度はなに!?

ドアが開くと車内に、外から数名のインド人が乗り込んできます。暗いしインド人も黒いからマジで怖い。

リュウタ:そういえばインドの鉄道ってよく爆発するらしいですよ。

ターバンは巻いてないにしろ、ここはインド。
隣国はかの有名なパキスタン、テロの宝石箱です。

エコとかぬかしていたリュウタもこれには不安になったようですね。

っていうか怖いこと言うなし。

新しいインド人が乗り込むとバスは再び走り出します。運転手とインド人はなにやら楽しそうに話し始めています。

えいたそ:トモダチっぽいね。

苦し紛れでしたが、不安を紛らわせるためにそう考えることにしました。

バスは途中で数回停車し、その度にインド人のトモダチを乗り降りさせたものの、僕らは無事にコンノートプレイスというところできっちり50ルピーを支払い下車することができました。
多少荒っぽかったですが、運転手は「コンノートプレイス!!」と僕らに呼び掛けてくれましたし。

それにしてもトモダチをバス停とは思えない場所で乗降させるとは、もはや公営ではなく私物化されたバスですね。
これがインド、日本の常識は非常識と言えそうです。

スラム街同然のコンノートプレイス

さて、目的地に着いた安堵感でいっぱいの僕らでしたが、下車して再び不安のドン底に突き落とされます。
コンノートプレイスという場所はニューデリーでも割と栄えた地区のはずが、「下車したコンノートプレイス」は街灯がほとんどない真っ暗な場所だったのです。

しかも犬いるし!!

コンノートプレイスと言われても、周りは真っ暗で土地鑑もない僕らはここがコンノートプレイスかわかるわけもありません。

しばらく立ち止っていた僕らに、二人のインド人が近づいてきます。

インド人:リクシャー?

「リクシャー」とはリキシャ、三輪のバイクタイプのタクシーです。インドではチャリで引っ張るタイプの人力リクシャーと、バイクタイプのオートリクシャーが街中を移動するためのメジャーな交通手段です。

どこへ行けばいいのかわからない僕らは、とりあえずこのリクシャマンにリュウタが予約したアストリアホテルへ連れて行ってもらうことにしたのでした。

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