貯金術

貯金専用口座を持つ

目次

銀行口座を使い分けよう

僕たちサラリーマンでなくても今の時代、銀行口座の一つや二つ誰でも持っていますよね。ここでは銀行口座をメインと貯金用で少なくとも二つは作って使い分けることをオススメしたいと思います。
口座が一つだった場合、給与が振り込まれる口座も、クレジットカードの利用額が引き落とされる口座も、貯めたいお金を入れておく口座も一緒になってしまいます。口座が一緒になってしまうと、口座に入っているお金がクレジットの利用額のためにとってあるお金なのか、貯金のために入れてあるお金なのかが分からなくなってしまうため、使っても良いお金なのか、使ってはいけない貯金のためのお金なのかが不明瞭になってしまいます。

当然ですが、これではお金が貯まるわけがありませんので、少なくとも使っても良いお金を入れておく口座と使ってはいけない貯金用の口座の二つくらいは用意したいものです。

使っても良いお金の口座

使っても良いお金を入れておく口座はいくつかあっても良いかもしれません。一人暮らしの場合、光熱費や携帯料金を口座払いにしている人も多いかと思います。
僕の場合は、善し悪しは置いておいて、光熱費・携帯料金・プロバイダ料金はクレジットカード払いにしてしまっているので、「引き落とされる日に口座に金がない!」ということを防ぐために、クレジットカードの利用料金が引き落とされる口座と給料の口座を一緒にしています。クレジットでまとめていない場合、生活費が引き落とされる口座を作ったり、クレジット利用料金が引き落とされる口座を分けてみたりしても良いかもしれません。僕の友人はクレジットカードを使ったら、使った金額を「クレジットカード用の口座」に入金するという工夫をしています。口座をいくつ持つかという点において正解はありませんが、管理しやすい範囲で口座を使い分けるのはアリかもしれませんね。

使ってはいけない貯金用の口座

僕は給料が振り込まれる口座とは別に、貯金用に口座を一つ用意しています。給料が入ったその日に貯金額を引き落としてしまい、この口座に移してしまいます。あとはクレジットカードの引き落とし額を下回らないように、給料が支払われた口座に残ったお金をやりくりするわけです(笑)

貯金用の口座を用意する良いところは「貯金用」という位置づけに意味があります。貯金用なのでこの口座に入れてしまったお金は不可侵の聖域に入ってしまったお金です(笑)なので、本当にお金に困った時以外は使わない、という暗黙のルールが自分の中にできるのです(`・ω・´)また、口座を作ると通帳もできるわけですが、通帳に記帳するたびに増えていく貯金額をみると嬉しくなるんですよね。
貯金用の口座に入っているお金は純粋に貯金です。使っても良いお金と一緒の口座の場合、この喜びを味わうことはできません。ささいな喜びですが、これが意外とモチベーションアップになるので試してみてください。

プラスアルファの口座

僕は、給料が振り込まれる口座兼クレジットの引き落とし用の口座と、貯金用の口座以外に、「プラスアルファの口座」があります。これは試しに作ったネットバンクで、FXの入金用・ポイントサイトのキャッシュバック用の口座にしていました。今後も地味にポイントサイトで換金したお金や、副業で得たお金があればこの口座に入れるようにしたいと思っています。
流行りのネットバンクは、いつでも振込や引き落としができたり、預金の利率が良かったりします。そして、ネットバンクを運営している会社が証券会社も持っている場合(楽天がいい例ですね)、資産運用の際にお金を動かすのもラクそうです。僕は資産運用はまだやってませんが、預金利率も店舗型の銀行よりも良いのでネットバンクの口座は一つくらい持っていても損はなさそうです。
メイン口座に残高を10万円以上入れておこう
これは別途掘り下げて話をしたいネタですが、メガバンクと言われる大手銀行を始め、いくつかの銀行では、自社の銀行の口座に預金が10万円以上入っていたら、ATMの手数料が無料になるというサービスがあります。
銀行により、10万円の金額の部分が異なっていたり、自社ATMのみでコンビニATMを除く場合もありますが、忙しいビジネスマンにとって、ATMでの手数料が無料になるのであればぜひ利用したいものです。

口座は最低でも二つ!貯金用を作ること

  • 貯金用の口座を持つべし
  • 貯金口座のお金が貯まるとモチベーションアップになる!

口座の数は多ければ良いというものではありません。適切に管理できれば一つでもよいということです。ただ、貯金ができない人の場合は、まずは貯金用の口座を別に用意することをオススメします。 定期預金のように、口座に入れたお金がちょっとずつでも増えるものがありますが、我々貯金ができない族にはいきなり引き出しの自由が利かない定期預金に預けてしまうなどはまだ早い話だと思っています。まずは貯金額を50~100万円程度貯めることが大切です。定期預金や資産運用は、資産を分けても不安がなくなってからでも遅くはありません。